これまでにも、ニキビケアのために、さまざまな方法が生み出されてきました。
それでも「誰にでもスグに効果がある方法」というのはなかなかありません。
でも、「何をやっても無駄」と、あきらめてはいけません。
現在においても、新しい治療法がないか、日夜研究が続けられているのです。
このところ、新しい治療法として脚光を浴びている方法に、「ビタミンC誘導体」を肌に塗るというものがあります。
一般に、ニキビは酸化した皮脂に細菌が取り付いて炎症を起こしたものと考えられていますが、実は細菌は脇役に過ぎず、主たる悪役は活性酸素だというのです。
ビタミンCには、皮脂の酸化を抑え、活性酸素の発生も抑制する働きがあるのでは、ということで注目されているのです。
ビタミンCは、ニキビ跡の解消にも貢献することも研究によって明らかになっています。
市販品では配合率は3%以内に抑えられているので、専門家は、使用の際は浸透率を上げるため、ラップなどで包むのが良いとしています。
「ビタミンC誘導体」とは浸透性にすぐれたビタミンCのことですが、「誘導体」以外にも成分を皮膚に浸透しやすくするテクノロジーが製品化され、日本でも話題になっています。